リカ(もうすぐアラフォー婚活中) さん からの投稿
「そろそろ婚活も頑張るぞ!」
そう決めて行動していた30歳の時の話です。
ある程度の年齢になると「あるある」の、男性同士も初対面メンバーが多い「はじめまして」があふれかえった飲み会に参加。
なかなか盛り上がらずに終わったのですが、後日、話した記憶も無い男性から、「今度は二人で食事に行きませんか?」とお誘いが。
とりあえずOKし、2人で食事へ。
彼の知り合いが経営している店だったのですが、カウンターの向こうにいた店員から促され、2件目はカラオケに行くことに。
(後から思えば手回ししてたのか?)
私が1曲歌って、次の曲のイントロが流れ始めたころ。
彼が立ち上がり、照明を急に暗くしたなと思ったら、「急だけど、結婚を前提に付き合って欲しい。」と告白。
『・・・え?告白どころか・・結婚?会って2回目(前回は絡みほぼ0だったので実質初対面)で?重い・・。どう答えようかな・・』
考えながら沈黙していると抱きしめてきて、「大丈夫。不安にさせるかもしれないけど、俺、絶対〇〇ちゃん一筋だから。仕事も忙しいし、連絡まめじゃないかもしれないけど、信じて。一生生活に困らせないよ。〇〇ちゃんが仕事したいならしても良いし、専業主婦になりたかったら全然良いよ。子どもも2人で育てよう。俺、自分の直感みたいなの信じてるし、〇〇ちゃんのこと、ずっと大好きでいられるよ。愛してる。」とキス。
『どこのドラマのナルシストや・・。』
とドン引きしつつ、「う・・う~ん・・。好きって言ってくれるのは嬉しいけど・・結婚って本気?本気だったら、私も真剣に考えないとって思うから、今すぐに答えは言えないかも」と伝えました。
「大丈夫だよ。不安にならなくて。大切にするからね。愛してるよ。」と彼。
『やばい。OKって受け取られた!?』
と思いつつも、自分の世界にどっぷりの彼に、今何を言っても無理だと思ったし、結婚はともかく付き合うだけならしばらく良いかな?とも思っていたのでそのままにしておきました。
彼のことは今でもよく分かりませんが、転職直後で毎日22時頃まで仕事に追われていた私は、数日に1回、メッセージのやりとりをするのが精一杯。
休日はたまった家事や休息に使いたくて、デートというデートもできずに1か月半ほど経っていました。
すると、彼からメッセージが。
『〇〇ちゃん、お疲れ様。突然だけど、俺、結婚することになりました。出会って1か月くらいの子で、年上の女性です。ちなみにまだ妊娠はさせていません(笑)〇〇ちゃんにはちゃんと伝えておこうと思って連絡しました。それじゃあ、元気でいてね。』
自分に酔った一途さをアピールの告白(プロポーズ)してきた彼は、あっという間に別の女性と結婚しました。
強がりではなく本当に好きでもなかったので、『おお・・勝手に婚約破棄された(笑)』
と自分でも面白がってしまいましたが、”一生一筋””信じて””自分の直感を信じて”
あの時の言葉を、録音して聞かせてやりたいと思った出来事でした。
ちなみに、
その彼はそこそこの従業員もいるメーカーの社長息子で次期社長。
言ったことへの責任がフワフワすぎる彼が今後、従業員の生活を守れる社長になれるのか。
”余計なお世話”ではあるのですが、とってもとっても心配です。