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夏の蛍 さん からの投稿
【面白い話】大家族の絶望のひととき
日本人の食卓に欠かせないお米。
いくら食が欧米化しても日本人の食卓から、
ご飯が何日も何週間も何ヶ月も消えるなんて事は無いでしょう。
それくらい私達のDNAにはお米に対する愛を感じる情報が刻まれているのです。
そんな私達が大切に使っている現代の神器の一つが炊飯器でしょう。
美味しいご飯を食べるたびに炊飯器を発明した人に賛辞を贈りたくなります。
しかし、たまに起きる災難でせっかくのご飯が台無しになる事があります。
それが停電です。
我が家は人数が多いため、6合炊きの炊飯器を2台使っていました。
まさに炊飯中に停電が起きた日は絶望的な気持ちになったものです。
ご飯はすべてお粥になります。
そういう時に限って夕飯がカレーだったりします。
つまり、本来はみんなが大好きなカレーライスが、
急遽カレー&お粥かカレーリゾットに強制的に変更される、
そんな最悪なイベントが炊飯時の停電と言う訳です。
なので我が家はある状況によっては、
その日の食卓が麺類に決まるようになりました。
それは台風予報、雷注意報が出た時です。
大抵こういう時は停電するので、こういう日はご飯自粛デーになりました。
ですが、自然災害以外で計算外な事がたまに起きます。
それは、電力の使い過ぎによってブレーカーが落ちるときです。
これは家族が多いと起きる一般家庭には滅多に起こらないクライシスです。
これが起きたときの我が家の食卓ムードで必ず起きる儀式が、
コンセントのタコ足をした、あるいは暖房を消し忘れた犯人を特定する事でした。
以外に感じるかもしれませんが、
シェアハウスにお住まいの方には人数によっては、
『こんな悲劇が起こりますよ!』というアドバイスは出来ますね。
ただし、どれくらいこのアドバイスの需要があるかは分かりませんが…。