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ガーリックペペロン さん からの投稿
【スカッとした話】理不尽な男に下った『スカッとした天罰』の話
私は友人と東京へ旅行に出かけた時に遭遇した電車内での出来事です。
アニメオタクである私と友人はオタ活動をするため電車で池袋駅に向かっていました。
車内はやや混雑しており座れる席はありません。
仕方なくドア側に立って乗車していたところ次の駅で、小学生くらいの子供を2人連れた母親が乗車してきました。
すでに掴まれるつり革は無く、私たちのすぐ横で母親は子供を支えるように乗っていました。
池袋駅の1つ前の駅に停車するとき、車内はブレーキの反動で大きく揺れ、母親はバランスを崩しよろめいてしまったのです。
それと同時に「痛ぇなー!」と男性の怒鳴り声が聞こえました。
私たちは声のする方へ目をやると、子供を連れた母親に向かって男性が睨んでいるではありませんか。どうやら母親はよろけた時に男性の足を踏んでしまった様でした。
母親は必死に男性に謝りますが、男性は「つり革につかまれよ!」「痛てえじゃねーか!」などと執拗に母親を怒鳴り続けています。
見知らぬ男性から理不尽に怒鳴られひたすら謝る母親を見て怯える子供たち。
緊張の空気がマックスに達した時、電車は池袋駅に到着。
他の乗客を押しのけ一番に下車をする理不尽男性。
私たちもそのすぐ後に降りた為男性の後ろを付いていく形になっていました。
「こいつどこに行くんだろう。腹立つ奴だなー。」
そう考えながら男性の行く先を見ていると、男性は何事もなかったかのように颯爽と改札を通過しようとしたその時…、
「ピンポーン、チャージしてください」
と、改札のブザーが鳴りゲートが閉まり足止めを食らっているではありませんか。
男性の後ろには改札を通過しようとしていた方もいるわけで、後続の男性から舌打ちされ「邪魔だなー!」と怒鳴られる理不尽男性。
この様子を見ていた私たちは思わず「ほら見たことか!」と友人と小さくガッツポーズ。
まさにモヤっとしていた気持ちがスカッとした瞬間でした。