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ナム さん からの投稿
【感動した話】タクシードライバーの私が『はじめて乗せたお客様』の話。
新天地での人生やり直しをかけて、名古屋のとあるタクシー会社に就職。
今どきのタクシーは接客がとても大事です。
ひと昔前のような『運んでやる』的な運ちゃんは論外です。
厳しい研修を経て、初めてお客様をお乗せしての仕事の初日。
勿論、横にベテランの社員さんに指導してもらいながらの運転です。
「手が上がっているよ。」と教えてもらい、初めてご乗車頂いたお客様は20代後半ほどの、落ち着いた美女でした。
某高級ホテルまで、とのことで「ありがとうございます!初めてのお客様で嬉しいです!」と私は喜びの声を爆発。
地理にうといは、メーターは入れ忘れるは、何度もミスをし横にいるベテランの社員に教えてもらいながら何とか目的地に到着。
降り際にお客様が「新人さん、頑張ってくださいね。」と、にっこり笑いながら声をかけてくれました。
後日、そのお客様がモニターだったことがわかりました。
感想には「メーターの入れ忘れがあったけど、きちんと基本通りに笑顔で接客、指導員さんのフォローも見事でした。」と記載されてあり、モニターのお客様から私への評価は…。
100点の評価!!
今でも忘れられない良き思い出です。
以来、わたしも新人さんと思われる人には必ず『頑張ってね!』と、一声かけるようになりました。