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【感動した話】私が前を向くために教わったこと。

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※画像フリー素材PAKUTASO

 

かなちゃん さん からの投稿

 

【感動した話】私が前を向くために教わったこと。

高校を卒業する間近に大好きだった祖父が亡くなり、初めてだった身近な人の死を受け止めきれなかった私は、告別式が始まる前から号泣していました。

出棺のとき、泣き崩れ立てなくなってしまった私は、火葬場に行かず休む事にしました。

私は休んでいる最中も斎場の休憩室でも、ずっと号泣していました。

泣いていたら斎場に戻ってきた住職さんが、私に近寄り「大丈夫かい?」と声をかけ、「大変だったね。受け止めきれない気持ちはよくわかるよ。」と言ってくれました。 

泣きながらうなずくことしかできなかった私に、住職さんは「でも、お爺さんは頑張ったから休ませてあげよう。」と優しい声で言ってくれました。

私は泣きながら「それでも、もう会えないなんて受け止めきれません…。」としか言えませんでした。

そんな私に、隣の椅子に座った住職さんが話をしてくれました。

住職さんの教えでは、この世は修行をする場所であり、亡くなると修行が終わり、元の場所に戻ること、あの世に行ったお爺さんは、あの世で元気に過ごすこと、を住職さんが話してくれました。

お爺さんも「修行が終わり元の場所に戻った。」と思えば、少し気が楽になり、お爺さんにも「頑張ったね」と言えるのではないかと、住職さんは私に問いかけました。

当初、何を言っているのかよくわからなかった私も、話を聞いているうちに「お爺ちゃんは修行が終わって元の場所に戻ったんだ…。」と思えるようになりました。

「ここから、住職でもありあなたのお爺さんの友だちとして話をします。」と言われ、私が祖父の一番上の孫であることを確認したあと、住職さんが話を始めました。

住職さんは、祖父と話しをする度に私の話を聞かされていたそうです。

私が、「とっても頑張り屋な孫であること、誇りに思う孫であること、一番寂しい思いをしているから、声をかけてほしい。」と祖父が生前、住職さんに話していたそうです。

住職さんの話を聞いているうちに、泣き止んでいた私の目から、また涙が溢れ出てきました。

「お爺さんは、あなたを見守っているから泣かなくて大丈夫。泣かずに送り出すことがお爺さんにとって嬉しいこと、望んでいること。」と住職さんが言ってくれました。

「泣かずに笑顔で送り出してあげてほしい。」とも言われた私は、泣いてはいけない気持ちと、祖父の私に対する思いに号泣したい気持ちが入り交ざり、泣きながら笑っていました。

「無理せずに葬儀に参加してあげて下さい。」と言ってくれた住職さんに、葬儀には、きちんと参加し祖父に「ありがとう、お疲れさま。」と伝えると、私は泣きながらも力強く話しました。

「もう、大丈夫ですね。どんなときも感謝の気持ちを忘れずに、あなたならできます。」と笑顔で言いながら、立ち上がった住職さんは、私の肩を「ポン」と優しく叩きました。 

その後、戻ってきた、皆と合流した私は、最後まで葬儀に参加し祖父を見送りました。 

きちんと祖父を見送ることができ、本当によかったです。

祖父だけではなく、祖父のメッセージを届けてくれたうえ、前向きになれるように住職さんが話してくださった話にとても感動し、出会えたことに感謝しました。

住職さんが話してくれた、私が知らなかった祖父の思いに感動するとともに、改めて祖父への感謝の気持ちでいっぱいになりました。

祖父の葬儀以降、私が何度か参列した通夜や葬儀では、号泣しても心の中で「お疲れさま、頑張ったね。」と伝え、あまり引きずらず、前向きに過ごせるようになりました。

住職さんに、祖父の思いを聞いていなければ、葬儀の度に号泣し、傷が癒えるまで後ろ向きの気持ちになっていたことを思うと、感謝の気持ちでいっぱいです。