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アミ さん からの投稿
【面白い話】娘の超高速ピアノ発表会!!
次女が小学校2年の時の話です。
おっとりとした長女に比べて、とにかく落ち着きがない次女。
5才年上のお姉ちゃんが習っているピアノ教室に幼稚園の時から通っていました。
どんどんピアノの楽しさを覚えていった長女に比べ、面倒くさそうに抵抗しながら弾く次女。
あの手この手でなだめながら、ピアノを続けさせていましたが、そんな事、無駄だと思い、とうとうピアノを辞めることにしました。
ただし、今度の発表会まではピアノを続けるという約束で…。
ピアノ発表会当日の朝。
本人もさすがに「ヤバい」と思ったのか 慌てたようにピアノを弾きだした娘。
しかし、時すでに遅し。そして本番。
普通は先ず演奏者の紹介、そして演奏曲の紹介があり生徒は演奏する前に丁寧にお辞儀をしピアノに向かうという流れで…。
ですが、次女は、なんと走ってピアノの前に行き足首を交差し脚をぶらぶら揺らしながら座って、凄いスピードで 「山口さんちのツトム君」を演奏したのでした。
演奏が終わるやいなや、走って舞台のそでに帰っていった娘。
演奏者も曲も紹介する間もなければ、お辞儀もなしの発表会。
ただ演奏のみ。
きっと、山口さんちのツトム君ヘトヘトになったことでしょう。
超速の演奏だけが耳に残りました。
走って行って猛スピードで演奏し走って終わったピアノ発表会。
ケロッとした満足顔で戻ってきた娘を思い出すと、今でも笑ってしまいます。