※画像フリー素材PAKUTASO
ゴマメ さん からの投稿
【スカッとする話】私が体験した『小さな小さなスカッとした話』
私がスカッとした体験は、朝の時間に起こりました。
朝ごはんを用意しようとすると、ご飯が炊けていません。
昨晩スイッチを押し忘れたのです。
ならば、ホットケーキでも焼こうかと食器棚を探してみても、ホットケーキミックスも小麦粉も玉子も牛乳すらもありません。
牛乳は昨晩に私が飲み切ったのです。
その時点で私はだいぶモヤモヤしていました。
朝、眠い中で頑張って起きたのになにも出来ていません。お腹も空いています。
もうすぐ、お腹が空いた子供が起きてきます。
原因がだいたい自分であることもモヤモヤした気持ちを助長しています。
「こうなったら買ってきてしまおう!」
私は、近所のコンビニエンスストアーに朝食を買いにいくことに決めました。
私の家から近所のコンビニまでは、自転車で5分ほどです。
比較的大きな通り沿いにあるコンビニに向けて、私は自転車をこぎ始めました。
一つ目の信号が幸運にも青信号でした。
朝のまだ車通りも少ない道を自転車で渡ります。
2つ目の信号も青信号でした。私の自転車は颯爽と横断歩道を渡ります。
最後の3つ目の信号は赤信号です。
まだ少し遠くにある3つ目の赤信号を見て、私が自転車のスピードを落とそうとブレーキを引こうとした瞬間、「パっ」と信号機が青色に変わりました!!
『私のために青信号にしてくれたのかしら!』
そんな妄想をおこさせるような絶妙なタイミングでした。
その時が、私のスカッとした体験です。
全ての信号機がいいタイミングで青信号になったという、ちいさなちいさなスカッとした体験でした。