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渚 さん からの投稿
【面白い話】私のカオスな持ちネタ
私はレストランでホールスタッフのアルバイトをしています。
ある日、いつも通り働いていたら、
広いレストランなので私とは違うエリアを担当していた若干好色な男の先輩が、
わざわざ離れたところにいた私を呼びました。
そして、あるカップルのお客さんの女性の方を軽く指さして
「あそこの女の人なんか色気あってよくない?ナンパしたいわー」と、
小声で言いました。
確かに、その女の人は美人だしセクシーな感じがする素敵な人でした。
しかし、ふと女性の向かいに座っている男性を見た瞬間、
私は気づいてしまいました。
なんとその男性は…、
その日の一週間くらい前に駅で私にナンパしてきた人だったのです。
まさかとは思いましたが、声や話し方がそのまんまでまさにその人でした。
私は、そのナンパをお断りしましたし、
気づかれないようにするのに精いっぱいでした。
しかし、その後さらにその先輩が、「なんかさ、一緒にいる男のレベルがさ、顔とか異常に低くない?全然あの美女とつり合ってないんだけど(笑)」と言ったのです。
別に、私自身は何も格好悪いことはしてないですが、
先輩に笑われそうな気がするし、
もう私は、その男性客にナンパされたなんて言い出せませんでした。
先輩がナンパしたがる女と付き合っている、
先輩に、けなされまくった男にナンパされた私、
という異常なカオス状態は、今では私の持ちネタです。