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【面白い話】魔の二歳児、考古学者になる!?

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※画像フリー素材PAKUTASO

 

夏の蛍 さん からの投稿

 

【面白い話】魔の二歳児、考古学者になる!?

小さい子供の世話を焼いている方はたくさんいらっしゃると思います。

これは、私の弟が二歳の時のお話です。

この歳の子供というのは発想が飛びぬけていて、

最高にとんでもない悪戯をしてくれる事がありますよね。

特に私の弟はとんでもない悪戯の次元が違いました。

昔住んでいた和式の家であった事です。

まず、うちの家の襖や障子はすべて穴があいていました。

猫を飼っていたわけではありません。

けれど、これくらいの事なら多分小さい子供がいる家庭ではよくある話だと思います。

ですが、これだけは絶対に聞かない悪戯を弟はしました。

今でも兄弟間の悪戯のベストスリーに入る伝説としてしばしば話題に上がります。

ことの始まりはこうでした。

ある晩に、私は弟に恐竜の絵本を読み聞かせしていました。

『恐竜は今はいないけれど、土の中を掘っていると骨が出てくることがある』

という、お話だったと思います。

どんな風に恐竜の骨を見つけるのか、その絵本で説明がされていたんですね。

普段あまりじっとしていられない弟ですが、

その時は静かに絵本をに読んでいました。

ところが、事件は翌日に起こります…。

朝になり、いつも騒がしいはずの弟の気配がしません。

何処行った?と思ってトイレに行く途中の廊下に出たところ、

とてもショッキングな光景を目のあたりにしました。

そこには、熱心に恐竜の化石を探している弟が『スプーンで砂壁を掘る光景』が広がっていました。

床には仕事熱心さを象徴する砂の山が出来ており、

早朝からずいぶん仕事をしたんだなと分かるほど大きな穴が壁にあいていました。

私は、こわくてこの光景を両親にどう説明しようか本当に悩みました。

弟の思い立ったら行動する性格は大きくなっても変わりません。

ただ、後先考えずに動いてしまうところも変わらず、

今でもたまに頭を抱える事態を引き起こすことが時々あります。