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niku さん からの投稿
【面白い話】私が体験した爆笑方言いろいろ
私はかつて、長野県や三重県などの地方に住んでいたことがあります。
私の出身は東京なのですが、親の転勤や就職などの関係で地方にお世話になりました。
長野県や三重県などの地方の県では、東京の標準語と言われるしゃべり方と違い、
その県独特の方言というものが存在しています。
そこに住んでいる人たちはなんの違和感なく、方言を使って生活しています。
そんな、私が最初に戸惑ってしまった言葉や、おもしろいと思われる方言を取り上げて紹介します。
私が最初にお世話になった地方の県は、長野県でした。
これは、長野県だけではないですが必ず聞かれたことは、「どこから来たん?」です。
なので、「あ、東京からです」。と答えると「はぁー、東京かい?都会人だねぇ」と言われるのです。
それだけで、ちょっと申しわけないような気がしてしまうのですが、
他の人が急に「今日は、ごしてぇわー」と言ったのです。
私は、突然聞いたとのない言葉を聞いたので、話しをしていた人に「あのー、ごしてぇってなんです?」と聞きました。
そうすると、「ごしてぇも知らねぇの?疲れたって意味だよ」と言って教えてくれました。
私が方言を使えるようになるまで、まるで英語を学んでいるようでした。
長野県の方言で、ほかには「私」のことを「わしゃーは、おらーは」と言ったり、「滑る」ことを、「なめってる」と表現します。
「ここは滑りやすいから気をつけるんだよ?」と言う時は、「ここは、なめってるから気を付けて」となるわけです。
次に住んだことのある三重県ではどうかというと、
この県でも「どこから来たん?」と聞かれたので、「あ、東京からです」。と答えると、
「はぁー、東京かいね?都会やんかぁ、すごいねぇ」と言われました。
都会から地方に来るなんて、珍しいのかもしれません。
三重県で、おもしろかった方言ですが、例えば「味が薄い」ことを「しゃびしゃび」、と言ったりします。
「このお味噌汁、しゃびしゃびやねぇ」などと言います。
「お昼中」のことを、「ひんなかと」言ったりもします。
「~~だよね?」のことを「やんね?」や「やよね?」、「やんなぁ?」と言ったりします。
こう考えてみると、私がいたことのある長野県、三重県だけでもいろいろな方言があっておもしろいのですが、
もちろん、他の県でも、その県独特の言い回しがあるので、
これはまた研究してみると楽しいのかもしれません。
また、いろいろな土地に遊びに行って、その言葉に触れてみたいと思いました。